楽天証券でETFを買う手順|NISAでのスマホ操作を画像付きで解説

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「楽天証券でETFを買いたいけど、スマホでどう操作すればいいかわからない」「NISAの成長投資枠でETFを選んでいいのか迷っている」——そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では楽天証券でETFを購入する手順を、スマホアプリ(iSPEED)を使った具体的な操作フローとともに解説します。

ETFは投資信託と似ていますが、リアルタイムで売買できる点が異なります。楽天証券のNISA成長投資枠なら取引手数料が無料になるため、コスト面でも始めやすい選択肢です。ただし、元本割れリスクがあること・最終的な投資判断は自己責任である点は必ず念頭に置いてください。

楽天証券でETFを買う前に確認すること

ETFとは何か?投資信託との違い

ETF(Exchange Traded Fund:上場投資信託)は、株式市場に上場しており、株と同じようにリアルタイムの市場価格で売買できる投資信託の一種です。

項目 ETF 通常の投資信託
取引価格 市場価格(リアルタイム) 基準価額(1日1回)
購入単位 1口〜(国内)/ 1株〜(海外) 100円〜(楽天証券の場合)
つみたて設定 国内ETFは不可・海外ETFは一部可 可能
信託報酬 概して低め(年0.03〜0.2%台) ETFと同水準のものもあり

ETFの最大の特徴は「安い信託報酬でインデックスに連動しやすいこと」と「指値・成行で細かく注文できること」です。一方、通常の投資信託のように100円から積立設定するのは国内ETFでは難しく、ある程度まとまった資金が必要になります。

NISA成長投資枠でETFを使う際のルール

新NISAには「つみたて投資枠(年間120万円)」と「成長投資枠(年間240万円)」の2種類があります。ETFを買えるのは主に成長投資枠です(金融庁 NISA特設サイト)。

  • 成長投資枠:年間240万円、生涯1,200万円が上限
  • 国内ETF・海外ETFともに取引手数料が無料(楽天証券のNISA口座の場合、楽天証券 NISA手数料ページ参照)
  • 非課税期間は無期限(売却後は翌年に枠が復活)

なお、つみたて投資枠に対応したETFも一部ありますが、楽天証券では国内ETFのつみたて積立設定には対応していません。定期的に自動積立をしたい場合は、同じ指数に連動する投資信託を選ぶ方法が現実的です。

楽天証券でETFを買う手順(スマホ・iSPEEDアプリ)

STEP1:iSPEEDアプリを開いてNISA口座を確認する

楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」を起動し、ログインします。まずNISA口座が開設済みかどうかを確認してください。

  • アプリ下部メニュー「口座管理」→「NISA」タブで残枠(成長投資枠の使用済み・残り枠)を確認できます
  • NISA口座未開設の場合は、アプリ内「NISA申込」から手続きが必要(最短翌営業日から利用可)

STEP2:買いたいETFを検索する

国内ETFと海外ETFで検索方法が異なります。

【国内ETFの場合】

  1. アプリ下部タブの「注文」をタップ
  2. 「国内株式」→「現物買い」を選択
  3. 検索窓にETFの銘柄コード(例:1306 = TOPIX連動型上場投信)またはETF名を入力
  4. 目的のETFが表示されたらタップ

【海外ETF(米国ETF)の場合】

  1. アプリ下部タブの「注文」をタップ
  2. 「外国株式/海外ETF」を選択
  3. 「米国株式」→「銘柄検索」でティッカーシンボル(例:VOO、VTI)を入力
  4. 目的のETFが表示されたらタップ

NISA成長投資枠の対象銘柄かどうかは、銘柄詳細ページの「NISA」表示で確認できます。対象外の銘柄は成長投資枠では購入できません。

STEP3:注文内容を設定してNISA口座で購入する

【国内ETFの注文設定】

  1. 「現物買い」画面で「口座」欄から「NISA」を選択
  2. 注文方法(成行 or 指値)を選択
  3. 数量(口数)を入力 ※1口からの購入が基本
  4. 「注文確認」→「注文」で完了

【海外ETF(米国ETF)の注文設定】

  1. 「買付」をタップし「口座」を「NISA成長投資枠」に設定
  2. 円貨決済 or 外貨決済(ドル保有がある場合)を選択
  3. 数量(株数)を入力 ※1株から購入可
  4. 「注文確認」→「注文」で完了

海外ETFを円貨決済で購入する場合、取引手数料は無料ですが為替コスト(スプレッド)が発生します。1ドルあたり約0.25円のスプレッドが目安ですが、為替市場の状況により変動します(楽天証券 米国株式手数料ページ)。

国内ETF vs 海外ETF:どちらをNISAで使うべきか

国内ETFと海外ETFの主な違い

項目 国内ETF 海外ETF(米国ETF)
取引通貨 ドル(円貨決済も可)
為替コスト なし あり(スプレッド約0.25円/ドル)
信託報酬の目安 年0.05〜0.2%台 年0.03〜0.1%台(VOO等は非常に安い)
最低購入額の目安 数千円〜数万円(銘柄次第) 1株×株価(VOOなら約5〜6万円前後)
分配金の課税 NISA内なら非課税 米国源泉税10%が控除される(NISA内でも回避不可)

海外ETFは信託報酬が極めて安い半面、米国源泉税(配当の10%)はNISA口座でも控除されます。この点は投資信託(例:eMAXIS Slim米国株式S&P500)と比べたときの大きな違いです。長期の積立・配当再投資を重視するなら投資信託の方が有利なケースもあります。

こういう人はETF(NISA)に向いている

  • ある程度まとまった資金(数万円以上)を一括で投資したい
  • 指値注文でコストをコントロールしたい
  • 分配金を定期的に受け取りたい

こういう人はETFより投資信託が向いている

  • 毎月1万円など少額を積立したい(100円から可)
  • 楽天カード・楽天キャッシュのポイント還元を活用したい
  • 分配金は受け取らず、複利で増やしたい

独自シミュレーション:国内ETF・海外ETFをNISAで10年保有した場合の試算

以下は試算であり、実際の運用結果を保証するものではありません。元本割れリスクがある点にご注意ください。前提条件:年率5%(運用実績の平均的な想定値)、NISA成長投資枠を活用、為替変動は考慮しない。

投資パターン 初期投資額 10年後の試算額(税引き前) コスト(信託報酬)年率
国内ETF(例:TOPIX連動 1306) 100万円 約162万円 約0.06%
海外ETF(例:VOO) 100万円 約162万円 約0.03%
投資信託(例:eMAXIS Slim 米国株式) 100万円 約161万円 約0.09775%

信託報酬の差は長期では影響しますが、10年スパンでは数万円程度の差に留まります。一方、海外ETFを選んだ場合、分配金に対して米国源泉税(約10%)が毎回控除されます。分配金利回りが年2%程度の場合、10年で累計約20万円(100万円投資時)が源泉徴収される計算になります(試算:100万円×2%×10年×10%)。この点は投資信託との実質コスト比較で見落とされがちな落とし穴です。

よくある失敗と対処法

失敗1:NISA口座で購入したつもりが特定口座になっていた

注文画面の「口座」欄がデフォルトで「特定口座」に設定されているケースがあります。注文確認画面で必ず「NISA成長投資枠」と表示されているか確認してください。誤って特定口座で購入した場合、後からNISA口座に移し直すことはできません。

失敗2:成行注文で想定より高い価格で約定した

ETFは株と同じようにリアルタイムで価格が変動します。特に流動性が低いETFや市場が荒れているときに成行注文をすると、表示価格より大幅に高い価格で購入してしまうことがあります。指値注文で購入上限価格を設定する習慣をつけましょう。

失敗3:海外ETFの為替コストを見落とした

「手数料無料」とあっても、円貨決済では為替スプレッドが発生します。海外ETFを大量購入する際は、あらかじめドルを別途調達(楽天銀行→楽天証券への外貨振替など)してコストを下げる方法も検討してください。

失敗4:ETFとつみたて積立を混同した

楽天証券では国内ETFの「定期つみたて」には対応していません。毎月一定額を自動積立したい場合は、同じ指数に連動する投資信託(eMAXIS Slimシリーズなど)を選ぶ方が現実的です。ETFを定期購入したい場合は、毎月手動で注文する必要があります(または海外ETFの「米株積立」サービスを利用)。

内部リンク先の関連記事

楽天証券でのNISA全般の操作については、楽天証券で分配金の受取方法を変更する手順|NISA口座の対応も解説もあわせてご覧ください。

SBI証券との比較はSBI証券 vs 楽天証券 徹底比較をご参照ください。

NISA成長投資枠で何を買うか悩んでいる方は新NISAの成長投資枠で何を買う?初心者におすすめの銘柄5選も参考にしてください。

まとめ

楽天証券でETFをNISA成長投資枠で購入する手順をまとめます。

  • スマホアプリ「iSPEED」の「注文」→「国内株式(または外国株式/海外ETF)」から銘柄を検索
  • 注文画面の「口座」で「NISA成長投資枠」を選択するのを忘れずに
  • 国内ETFは指値注文で適切な価格をコントロール
  • 海外ETFは取引手数料無料だが、円貨決済時の為替スプレッドと米国源泉税(配当の10%)に注意
  • 少額で定期積立したい場合はETFよりも投資信託(楽天カード積立など)の方が使い勝手がよい

ETFはコストが低くインデックス運用の手段として有効ですが、購入単位・為替コスト・源泉税の仕組みを理解した上で活用することが重要です。最終的な投資判断は自己責任で行い、元本割れリスクがあることを十分に認識した上でご判断ください。制度の詳細は金融庁 NISA特設サイト楽天証券 NISA公式ページで最新情報をご確認ください。

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