新NISAの成長投資枠は年間240万円まで非課税で投資できる枠ですが、「新NISA 成長投資枠 おすすめ銘柄」で検索している方の多くは、どの銘柄を選べばよいか迷っているのではないでしょうか。本記事では、2026年最新の情報をもとに、成長投資枠で買えるおすすめ銘柄10選をタイプ別に紹介します。インデックス型・高配当型・アクティブ型それぞれの特徴と選び方を比較表付きで解説するので、自分に合った銘柄がきっと見つかります。
新NISAの成長投資枠とは?基本ルールをおさらい
成長投資枠の投資上限と非課税期間
新NISAの成長投資枠は、年間240万円まで投資が可能です。つみたて投資枠(年間120万円)と合わせると、年間最大360万円を非課税で運用できます。非課税保有限度額は全体で1,800万円、うち成長投資枠は最大1,200万円です。非課税期間は無期限となっており、長期保有に適した制度設計になっています。
つみたて投資枠との違い
つみたて投資枠は金融庁が厳選した約280本の投資信託のみが対象です。一方、成長投資枠は投資信託に加えて国内外の個別株式やETFも購入できるため、選択肢が大幅に広がります。ただし、レバレッジ型や毎月分配型など一部の商品は対象外です。成長投資枠では一括投資も可能なため、タイミングを見て機動的に投資したい方にも向いています。
成長投資枠の賢い使い方
成長投資枠の活用方法は大きく3つあります。1つ目はつみたて投資枠と同じインデックスファンドを積み立てて非課税枠を最大化する方法。2つ目は高配当ファンドや個別株で配当収入を得る方法。3つ目はアクティブファンドや成長株で値上がり益を狙う方法です。自分の投資目的やリスク許容度に合わせて選びましょう。
【インデックス型】王道のおすすめ銘柄4選
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
通称「オルカン」として絶大な人気を誇るファンドです。約47カ国・約3,000銘柄に分散投資でき、信託報酬は年率0.05775%と業界最低水準です。純資産総額は2026年時点で約5兆円を超え、国内最大級のファンドに成長しています。1本で全世界に分散できるため、投資初心者にも最適な選択肢です。米国株の比率は約62%で、先進国から新興国まで幅広くカバーしています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国の代表的な株価指数S&P500に連動するファンドです。信託報酬は年率0.08140%以内で、純資産総額6兆円超の規模では受益者還元により実質約0.077%まで下がります。Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazonなど米国を代表する約500社に投資できます。過去10年の年平均リターンは約14%(円ベース)と高い実績があり、米国経済の成長を信じる方に向いています。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス・iFreeNEXT FANG+
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、日本を除く先進国22カ国の株式に投資するファンドです。信託報酬は年率0.09889%と低コスト。「全世界は新興国リスクが気になるが、米国一極集中も避けたい」という方にバランスの良い選択肢です。一方、iFreeNEXT FANG+インデックスは米国大型テック10社に集中投資するファンドで、信託報酬は年率0.7755%。値動きが大きいものの、過去3年のリターンは他のインデックスを大きく上回っています。
インデックス型4銘柄の比較表
| ファンド名 | 信託報酬(税込) | 投資対象 | 銘柄数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式 | 0.05775% | 全世界47カ国 | 約3,000 | 1本で世界分散 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.08140% | 米国 | 約500 | 米国集中で高リターン |
| eMAXIS Slim 先進国株式 | 0.09889% | 先進国(除く日本) | 約1,300 | 先進国バランス型 |
| iFreeNEXT FANG+ | 0.7755% | 米国大型テック10社 | 10 | ハイリスク・ハイリターン |
【高配当型】配当収入を狙うおすすめ銘柄3選
SBI日本高配当株式ファンド(年4回決算型)
日本の高配当銘柄に分散投資するアクティブファンドです。信託報酬は年率0.099%と、アクティブファンドとしては破格の低コストを実現しています。年4回(1月・4月・7月・10月)の分配金があり、分配金利回りは年率約3.5〜4.7%で推移しています。純資産総額は2026年1月時点で約1,585億円に到達。日経平均高配当株50指数をベンチマークとし、それを上回る運用成績を目指しています。日本株で配当収入を得たい方に最適です。
楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(楽天SCHD)
米国の高配当株ETF「SCHD」に投資するファンドで、10年以上連続増配の米国優良企業約100社に分散投資できます。信託報酬は実質0.1238%と低コスト。四半期ごとの分配金があり、配当利回りは約3〜4%です。2026年3月時点で純資産総額は約2,100億円を突破しています。米国の安定した高配当企業に投資したい方におすすめです。
Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)
S&P500構成銘柄のうち、25年以上連続増配している「配当貴族」約60〜70社に投資するインデックスファンドです。信託報酬は年率0.1155%。配当貴族銘柄は景気後退局面でも増配を続けてきた実績があり、守りの投資に適しています。生活必需品やヘルスケアなどディフェンシブセクターの比率が高く、安定志向の方に向いています。
【アクティブ・テーマ型】攻めのおすすめ銘柄3選
iFreeNEXT FANG+インデックス
Meta、Amazon、Netflix、Alphabet(Google)に加え、Apple、Microsoft、NVIDIA、Broadcom、CrowdStrike、ServiceNowの米国大型テック10社に集中投資するファンドです。信託報酬は年率0.7755%とインデックスファンドとしてはやや高めですが、過去3年のリターンは他のインデックスを大きく上回る実績があります。2026年4月時点の純資産総額は約9,700億円。ただし10銘柄への集中投資のため値動きが大きく、リスク許容度の高い方向けです。
ひふみプラス
レオス・キャピタルワークスが運用する国内最大級の日本株アクティブファンドです。信託報酬は年率1.078%。日本の成長企業を中心に、独自の調査で選定した銘柄に投資します。中小型株も積極的に組み入れるため、大型株中心のインデックスとは異なるリターンが期待できます。運用実績は15年以上あり、日本株のアクティブファンドの中では信頼性が高い存在です。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース
米国の持続的な成長が期待できる企業に厳選投資するアクティブファンドです。信託報酬は年率1.727%とコストは高めですが、長期的にS&P500を上回る運用実績があります。組入上位にはMicrosoft、NVIDIA、Amazonなどが名を連ね、ファンドマネージャーの銘柄選定力に定評があります。成長投資枠で本格的な米国成長株投資をしたい方に適しています。
タイプ別おすすめ銘柄の選び方
投資目的別の選び方ガイド
おすすめ銘柄は投資目的によって大きく異なります。以下の表を参考に、自分に合ったタイプを見つけましょう。
| 投資目的 | おすすめタイプ | 具体的な銘柄例 | 期待リターン |
|---|---|---|---|
| 長期で資産を増やしたい | インデックス型 | オルカン、S&P500 | 年5〜10% |
| 配当金を受け取りたい | 高配当型 | SBI日本高配当、楽天SCHD | 年3〜5%+値上がり |
| 高いリターンを狙いたい | アクティブ型 | FANG+、ひふみプラス | 年10〜20%(変動大) |
| つみたて枠の補完 | インデックス型 | つみたて枠と同じ銘柄 | 年5〜10% |
リスク許容度で選ぶポイント
リスク許容度が低い方(投資初心者や50代以上)は、オルカンやS&P500などのインデックス型から始めるのが安全です。中程度のリスクを取れる方は、インデックス型をコアにしつつ高配当型を組み合わせると配当収入も得られます。リスク許容度が高い方は、FANG+やアクティブファンドをサテライトとして組み入れることで、より高いリターンを狙えます。
成長投資枠で失敗しないための注意点
コストを必ずチェックする
投資信託のコストは長期運用で大きな差になります。信託報酬が0.1%違うだけでも、1,000万円を20年運用すると約20万円の差が生まれます。特にアクティブファンドは信託報酬が1%を超えるものも多いため、コストに見合ったリターンが期待できるか慎重に判断しましょう。インデックスファンドなら信託報酬0.1%以下が目安です。
分散投資を心がける
成長投資枠240万円を1つの銘柄に集中投資するのはリスクが高くなります。おすすめの配分例は、コア(60〜70%)にオルカンやS&P500、サテライト(30〜40%)に高配当ファンドやテーマ型ファンドを組み合わせる方法です。つみたて投資枠でオルカンを積み立てている場合は、成長投資枠で高配当型を選ぶなど、枠ごとに役割を分けるのも有効です。
年間240万円を使い切る必要はない
成長投資枠の年間上限は240万円ですが、無理に使い切る必要はありません。非課税保有限度額1,800万円は一生涯の枠なので、毎年無理のない金額で投資を続けることが大切です。また、売却すると翌年に非課税枠が復活する仕組みがありますが、短期売買を繰り返すと枠を効率的に使えないため、基本は長期保有を前提に銘柄を選びましょう。
まとめ
新NISAの成長投資枠は、年間240万円まで非課税で投資できる魅力的な制度です。おすすめ銘柄はインデックス型(オルカン・S&P500)、高配当型(SBI日本高配当・楽天SCHD)、アクティブ型(FANG+・ひふみプラス)の3タイプに分けられます。投資初心者はまずオルカンやS&P500からスタートし、慣れてきたら高配当型やアクティブ型を組み合わせるのがおすすめです。信託報酬の低さと分散投資を意識しながら、自分の投資目的に合った銘柄を選びましょう。

